2007年01月07日

第一条

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。


【解説】
日本国憲法第1章(天皇)の最初の条文です。
天皇の地位と国民主権について規定しています。


【関連判例】
天皇の民事裁判権(最判平元.11.20)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=25885&hanreiKbn=01
posted by 管理人 at 05:40| 01〜05条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第二条

皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。


【解説】
皇位の世襲制について規定しています。
詳細については皇室典範に規定されています。皇位の継承順位の変更については、憲法を改正することなく、国会の議決で皇室典範を改正するだけで行えます。
posted by 管理人 at 04:41| 01〜05条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第三条

天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。


【解説】
天皇の国事行為に対する内閣の助言と承認について規定しています。
なお、国事行為については、7条に規定されています。
posted by 管理人 at 03:42| 01〜05条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第四条

1 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。



【解説】
天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任(臨時代行)について規定しています。
2項の「法律」として、「国事行為の臨時代行に関する法律」が存在します。
posted by 管理人 at 02:57| 01〜05条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第五条

皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。


【解説】
摂政(せっしょう)についての規定です。
皇室典範には、摂政が置かれる場合として、
@天皇が未成年である場合(皇室典範第16条1項)
A天皇が精神・身体の重患、重大な事故により国事行為を自ら行えない場合で、皇室会議の議を経た場合(同2項)
が規定されています。

摂政は、あくまで天皇の名で国事行為を行います。
なお、日本国憲法下において摂政が設置された例はありません。

また天皇の国事行為の委任については、4条2項で規定しています。


posted by 管理人 at 01:57| 01〜05条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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