2007年01月12日

第八十六条

内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。


【解説】
予算の作成と国会の議決について規定しています。
予算は、衆議院で先に審議されます(60条1項参照)。
予算の議決には、衆議院の優越があります(60条2項参照)。
posted by 管理人 at 14:27| 86〜90条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第八十七条

1 予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。

2 すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。



【解説】
予備費について規定しています。

1項 「できる」なので、予備費は設けないことも可能です。
2項 国会への「報告」ではなく、国会の「承諾」が必要です。



posted by 管理人 at 14:26| 86〜90条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第八十八条

すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。


【解説】
皇室財産・費用について規定しています。

皇室の費用は「予算に計上」されるので、その国会での議決については衆議院の優越があります(60条参照)。
posted by 管理人 at 14:25| 86〜90条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第八十九条

公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。


【解説】
公の財産の支出又は利用の制限について規定しています。


【関連判例】
箕面市忠魂碑事件(最判平5.2.16)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=25744&hanreiKbn=01
posted by 管理人 at 14:25| 86〜90条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第九十条

1 国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。

2 会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。



【解説】
会計検査院・国会の決算検査、について規定している。
「決算」は、予算と違って国会の議決は必要ありません。

2項の法律とは、会計検査法のことです。
posted by 管理人 at 14:24| 86〜90条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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